
リートの用語:「NOI / NOI利回り」 - 知らないと損する?!絶対習得ワード③ –
みなさん、こんばんわー!
パッションあれば何でもできる!内なるパッションなら誰にも負けないPaccyと申します。
この度、フリーリッチトリガーにて、皆さんに有益な情報をお届けするため、毎週月曜日18時にブログ記事を更新いたします。
さてさて、皆さんに絶対習得してもらいたいワードとして、前回までに、「NAV、NAV倍率」について解説をしてきました。
NAVは純資産の価値を表すものであり、今の投資口価格が、保有する資産の価値に対し、どれだけの価値があるのかを説明しました。
非常に高い倍率のものもあれば、低いものもあり、投資口のタイプごとに何か特徴があることも、皆さん自身、理解されたかと思います。
今日は 「NOI」 について解説をしていきます。
NAVの資産価値に対し、NOIの利回りを見ることで、より投資先がクリアーになると思います。
ただし、まだまだ覚えることはありますので、決して上記だけで判断はしないでくださいね。
では、NOIについて解説をしていきます。
NOIとは?
NOIとは、Net Operation Incomの頭文字をとった略語であり、日本語では純収益と言い換えることができます。
純収益とは、年間の賃料収入から経費を差し引いた利益の部分を言います。
NOIの計算式は
[ NOI = 年間賃料 ー 経費+減価償却 ]
となります。
1年間の家賃から、運営にかかった経費(固定資産税・管理費等)を引いて、減価償却費を加えたものです。
単純に、年間の賃料(収入)に対し、かかった経費(支出)がすくなければ、運営は上手くいっているということがいえますよね。
そして、この NOI を理解した上で、次に 「NOI利回り」 について理解をしていきます。
NOI利回りとは?
NOI利回りとは、単純に言えば、「REIT物件の投資利回り」のことを言います。
NOI利回りの計算式には2つあり、買ったときの値段と、今売ったらいくらになるのか?といった、取得時の現在の簿価から試算ができます。
1)NOI利回り = 年換算NOI ÷ 不動産取得価格
2)NOI利回り = 年換算NOI ÷ 期末簿価(時価)
となります。
このNOI利回りですが、実際に投資口を選ぶ際に、どのように判断をすればいいかというと、
基本的には、「高ければ高いほどよい」ということが言えます。
しかし、地域性があることを理解し、この利回りの高さを考えていかないといけません。
特徴として、
①利回りが高い
地方物件等の不動産価格が安い場所に投資している銘柄の方が利回りが高い傾向にある
②利回りが安い
都心部に投資している銘柄ほど利回りは低い傾向にある
参考までに、エクセルを使って、NAV倍率とNOI利回りの表を作成しました。
規模に応じて色付けもしてみましたので、何か、皆さんの参考になればとおもいます。
来週は、「配当利回り」について紹介をしていきたいと思います。
*注意*
この記事は皆さんの見識を広げるために作成しているものになり、私個人が過去に実践した内容を記載しているものとなります。そのため、これを読まれた皆さんに対し、儲けを約束するものではなく、また、何かを特別な投資方法や銘柄をオススメしているものではありません。ご了承ください。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。