
楽天ポイントせどり【総集編】- これまでのまとめ –
前回は「楽天ポイントせどり【管理編】- 仕入れ、売上、確定申告 -」ということで、以下のことをお伝えしました。
*楽天せどりで必要な管理は全部で3つ。
1.仕入れ管理
2.売上管理
3.確定申告
*仕入れ管理表はあなたの資産になる
*売上管理は現金の出入りだけを見ればいい
*住民税は「自分で納付」!
さて今回は、楽天ポイントせどり【総集編】です。これまでお伝えしてきた【導入編】から【管理編】までをさらっと復習していきます。
楽天ポイントせどりとは
楽天ポイントせどりとは、仕入れ先をインターネットのオンラインモールである「楽天市場」に絞って行うせどりのことをいいます。
楽天ポイントせどりの場合、仕入価格と販売価格の差益に加えて、
商品購入時にもらえる「楽天ポイント」も利益として含めることができるため、
利益が出しやすく、再現性が高い=誰がやってもうまくいく可能性が高い方法なのです。
楽天ポイントせどりは、楽天市場で仕入れてAmazon で販売することで利益を得ます。
Amazonよりも安く売っている商品を楽天市場で探し(リサーチ)、それを購入して(仕入れ)、Amazon に納品する(販売)、という手順です。
これを繰り返すことで、利益を上げていきます。
【準備編】
道具を揃える
まずは、楽天ポイントせどりを行うために必要な道具を揃えます。
必要な道具は、以下の5つです。
①パソコン
②プリンター
③スマホ
④梱包グッズ(カッターナイフ、メジャー、梱包テープ)
⑤商品ラベル用シール
SPUを上げる
次に、SPUを上げます。SPUとは、スーパー・ポイント・アップ プログラムの略です。
「SPUを上げる」とは、日常生活に関わるあらゆるサービスを楽天に統一することです。
まずは楽天会員になって、例えばスマホを楽天モバイルにしたり、楽天銀行に口座を作って給与振込先にしたり、クレジットカードを楽天カードにしたり。
そうすることで、楽天市場で商品を買ったときにもらえる楽天ポイントがアップするので(最大14倍)、楽天ポイントせどりを行う前に必ずやっておきましょう。
FBAに登録
続いて、FBAに登録です。これは、Amazonに自分のお店を作ります。
なぜAmazonで販売するのかというと、FBA(フルフィルメント by Amazonの略)というステキな仕組みがあるからです。
このFBAを使えば、集客・販売からお客さんに商品を発送する作業まで全てをAmazonにお任せできます。
仕入れツールの導入(Keepa)
仕入れツールとは、「商品探し・仕入れ・販売」という楽天ポイントせどりの流れの中で、各作業に必要な情報を提供し、その商品を仕入れてもよいかどうかの判断を助けてくれるツールのことです。
具体的には、楽天市場で見つけた商品が
・Amazonではいくらで売られているのか
・Amazonランキングは何位なのか
・どれくらいの期間に何個売れているのか
といった情報を教えてくれます。その情報をもとに仕入れの判断を行うわけです。
以前は「モノレート」という、無料で情報提供しているツール(サイト)があったのですが、2020年6月に閉鎖されてしまいました。
代わりに利用するのが「Keepa」という海外製のツールです。
【実践編】
その1 楽天市場で商品探し
まず初めは、楽天市場で仕入れ商品を探します。
先ほど手順の説明でもお伝えしましたが、この「商品探し」は慣れるまでは大変です。
なぜなら、「普通に探したところで、利益の出る商品は見つからない」からです。
あなたもなんとなく感じていると思いますが、大抵の商品は楽天市場よりもAmazonのほうが安く売っています。
じゃあどうすればよいのか?
「探すタイミング」と「探し方のコツ」、この2つが大事になってきます。
まずは「探すタイミング」ですが、
楽天市場では「お買い物マラソン」や「楽天スーパーセール」など、楽天ポイントアップの様々なイベントが行われています。
あなたもテレビのCMで見たことがあるのではないでしょうか。そのイベントのある日を狙って商品を探してみましょう。
次に「探し方のコツ」。
やり方はいろいろありますが、ここでは代表的な方法として「スーパーDEALリサーチ」を紹介しました。
その2 見つけた商品を購入
これはもう説明するまでもありませんよね。
手順「その1」で見つけた商品を普通に楽天市場で購入するだけです。
その3 Amazonへ納品(販売)
楽天市場から仕入れた商品は、Amazonへ納品してAmazonで販売します。
「せどりって、お客様へ商品を発送する作業が大変じゃないの?」という声をよく聞きます。
確かに、全部自分でやると大変です。
お客様から注文を受けるたびに、商品を梱包して発送する必要がありますからね。
ですが、「楽天せどり – 導入編 -」でもお伝えした通り、
AmazonのFBAという仕組みを使えば、面倒な集客と発送作業を全てAmazonにお任せすることができます。
【管理編】
1.仕入れ管理
仕入れ管理は、楽天市場から仕入れた商品をリスト化して管理することです。
このリストを「仕入れ管理表」と呼びます。
この仕入れ管理表を作る目的は、
楽天市場で見つけた利益の出る商品をリストにまとめて、それを資産化することです。
この仕入れ管理表があれば、誰でも楽天せどりで稼ぐことができますよね。
そういう意味で、この仕入れ管理表を作ることは、あなたの資産を作ることになるのです。
2.売上管理
次に売上管理です。これは毎年の確定申告時に必要となりますので、その都度必ず管理するようにしましょう。
他のせどりのノウハウ本だと、この売上管理(いつ、いくらで売れたか)も前述の「仕入れ管理表」の中で商品1つ1つに対して行うように書かれてあることが多く、
最初は私もそのように管理していました。
ですが、それをやると仕入れ管理表の更新にかかる手間が2倍、ヘタをすると3倍になって、ものすごく大変なのです。
そこで、みなさんにはもっと簡単に売上が管理できる方法をお伝えします。
ポイントは以下の2点です。
①単純に現金の出入りを管理する
②楽天ポイントはもらったとき(入金額を増やす)ではなく、使ったときに計上する(出金額を減らす)
<収入>
まず、Amazonから入金されたお金を全て「収入」として計上します。
これはAmazonに登録した銀行口座に入金記録が残りますので、その入金額をそのまま計上してください。
<支出>
次に、楽天市場で仕入れに使ったお金を全て「支出」として計上します。
これは、【準備編】のところで仕入れ専用の楽天カードを作成しましたので、その楽天カードの毎月の支払額をそのまま計上してください。
これだけで楽天ポイントのやり取りも管理できていることになります。
そして、これはFBAパートナーキャリアを利用しない方のみですが、Amazonへ納品する際にかかった配送料を全て「支出」として計上します。
これは、運送会社の領収書を元に計算してください。
売上管理は毎月これをやるだけです。
3.確定申告
次に確定申告です。
サラリーマンだと大抵は会社の年末調整で完結するので、確定申告をやっている人は少ないんじゃないかと思います。
ですが、楽天せどりで利益が発生したら確定申告は必須となりますので、やり方をしっかり覚えましょう。今はスマホでできちゃいます。
スマホで確定申告する方法(副業編)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2019/kisairei/sp/pdf/03.pdf
P.S.
楽天ポイントせどりをやってみたいという方のために、今回「楽天ポイントせどりのはじめ方」という初心者向けの電子書籍を作成しました。
通常価格1,500円のところ、先着10名様限定1,000円で販売中です。
詳細はこちらのページからご確認ください。
https://coconala.com/services/2653199
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