楽天ポイントせどり【管理編】- 仕入れ、売上、確定申告 –

前回は「楽天ポイントせどり【実践編】商品探しから購入・納品まで」ということで、以下のことをお伝えしました。

*商品探しから購入・納品まで
→正直に言うと、最初は商品探しが大変
・その1:楽天市場で商品探し
→「探すタイミング」と「探し方のコツ」の2つが大事
・その2:その商品を購入
→これは普通に楽天市場で商品を購入するだけ
・その3:Amazonへ納品
→FBAという仕組みを使えば、面倒な集客と発送作業を全てAmazonにお任せできる

 

さて今回のテーマは、楽天ポイントせどり【管理編】です。めんどくさいけど大事な作業なので、やり方を覚えましょう。売上管理の簡単な方法もお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

楽天せどりを行う際に必要な「管理」は、全部で4つ。
1.仕入れ管理
2.売上管理
3.確定申告
4.節税対策

1つずつ説明していきますね。

 

1.仕入れ管理

仕入れ管理は、楽天市場から仕入れた商品をリスト化して管理することです。
このリストを「仕入れ管理表」と呼びます。

この仕入れ管理表を作る目的は、
楽天市場で見つけた利益の出る商品をリストにまとめて、それを資産化することです。

この仕入れ管理表があれば、誰でも楽天せどりで稼ぐことができますよね。
そういう意味で、この仕入れ管理表を作ることは、あなたの資産を作ることになるのです。

仕入れ管理表に記入するのは、下記の6つです。
① 仕入れ年月日
② 仕入れ場所(店名)
③ 商品名
④ JANコード = その商品についているバーコードの番号
⑤ 仕入れ価格 = その商品を楽天市場で購入したときの価格
⑥ 販売価格 = Amazonでの販売価格
⑦ 粗利益 = ⑤販売価格 – ④仕入れ価格 (※手数料は含まない)

 

2.売上管理

次に売上管理です。

これは毎年の確定申告時に必要となりますので、その都度必ず管理するようにしましょう。

他のせどりのノウハウ本だと、この売上管理(いつ、いくらで売れたか)も
前述の「仕入れ管理表」の中で商品1つ1つに対して行うように書かれてあることが多く、

最初は私もそのように管理していました。

ですが、それをやると仕入れ管理表の更新にかかる手間が2倍、ヘタをすると3倍になって、
ものすごく大変なのです。

扱う商品の数が少ないうちはまだいいのですが、数が増えてくると本当に大変です。
根気のない人だったら、絶対途中でやめたくなると思います。

副業でやっている人にとって、商品1つ1つに細かく売上を管理する作業は
貴重な時間が奪われてしまい、苦痛以外の何物でもありません。

そのことを経験した私が言うのですから、間違いありません。
利益に直接つながらない作業は、なるべく削りたいですよね。

そこで、みなさんにはもっと簡単に売上が管理できる方法をお伝えします。

ポイントは以下の2点です。
①単純に現金の出入りを管理する
②楽天ポイントはもらったとき(入金額を増やす)ではなく、使ったときに計上する(出金額を減らす)

<収入>
まず、Amazonから入金されたお金を全て「収入」として計上します。
これはAmazonに登録した銀行口座に入金記録が残りますので、その入金額をそのまま計上してください。

この入金額は、Amazonでの売上金額や手数料、大口出品の月額利用料などの経費が予め引かれています。
FBAパートナーキャリアを利用する場合は、その配送料も経費として引かれています。

そのため、これだけでAmazonに関わる経費計算も管理できていることになります。

<支出>
次に、楽天市場で仕入れに使ったお金を全て「支出」として計上します。

これは、【準備編】のところで仕入れ専用の楽天カードを作成しましたので、その楽天カードの毎月の支払額をそのまま計上してください。

仕入れの際に楽天ポイントを使用した場合には、その分だけ楽天カードでの支払い額が少なくなる
つまり、支出が減りますよね。

そのため、これだけで楽天ポイントのやり取りも管理できていることになります。

そして、これはFBAパートナーキャリアを利用しない方のみですが、
Amazonへ納品する際にかかった配送料を全て「支出」として計上します。

これは、運送会社の領収書を元に計算してください。

売上管理は毎月これをやるだけです。
簡単そうでしょ。

 

3.確定申告

次に確定申告です。

サラリーマンだと大抵は会社の年末調整で完結するので、確定申告をやっている人は少ないんじゃないかと思います。

ですが、楽天せどりで利益が発生したら確定申告は必須となりますので、やり方をしっかり覚えましょう。今はスマホでできちゃいます。

スマホで確定申告する方法(副業編)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2019/kisairei/sp/pdf/03.pdf

上記は国税庁が作成しているスマホで確定申告するための手順書ですが、ここでのポイントは2つ。

その1:STEP8 副業にかかる雑所得の入力

ここでは雑所得の金額計算を行いますが、売上管理で作成した売上管理表を使います。

①総収入金額 のところに、その年の総収入額を入力してください。⑫仕入れ のところに、その年の総支出額を入力してください。

それ以外の欄は入力不要です。

その2:STEP11 住民税等に関する事項の入力

『副業に係る雑所得の住民税について、「特別徴収」または「自分で納付」のいずれかを選択』のところでは、

必ず「自分で納付」を選択してください。

ここで「特別徴収」を選択してしまうと、副業による住民税の支払いも会社からの天引きとなってしまい、会社にバレてしまいますので、ご注意ください。

※副業OKの会社や、会社に申告してからやろうとしている人はその限りではありません。

確定申告については以上です。前述の「売上管理」を毎月やっておけば、そんなに難しくありません。

もし売上管理をやってなかったら・・・年明け早々前年の収入と支出の記録を全部見返して、それを管理表にまとめていく、という悲惨な作業が待っています。

そんな大変な目に遭わないためにも、売上管理はしっかりやっておきましょう。

 

今回のまとめ

*楽天せどりで必要な管理は全部で3つ。
1.仕入れ管理
2.売上管理
3.確定申告
*仕入れ管理表はあなたの資産になる
*売上管理は現金の出入りだけを見ればいい
*住民税は「自分で納付」!

以上で管理編は終了です。

 

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