
熱中症 その対策危険です!!

異例の速さで梅雨明け・・・。
急激に激アツ!HOTHOTですね。
皆様体調など大丈夫でしょうか?
どうしても、気になるこの暑さ・・。
今回はいつもとジャンルも違うのですが
熱中症対策について記事UPいたしますね。
どうぞ最後までお付き合いください。
6月27日、気象庁は、九州南部、東海、関東甲信で梅雨明けしたとみられると発表しました。九州南部は平年より18日、東海と関東甲信は平年より22日早く、関東甲信では観測史上最も早い梅雨明け。28日には中国・四国地方。29日には東北南部と各地で異例の早さの梅雨明けです。
熱中症とは
熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のこと。
熱中症の症状
熱中症では様々な症状があらわれます。
◯立ちくらみ
立ちくらみは、立ち上がったときに頭がフラフラする症状です。
めまいがすることもあります。
◯筋肉痛
手足の筋肉に痛みがあらわれます。
あるいは痙攣したり、つったりすることもしばしばあります。
◯筋肉硬直
手足の筋肉が固くなり、しばしば痛みを伴います。
◯頭痛
熱中症による頭痛は、ズキズキした痛みが特徴です。
◯不快な気分
なんとなくモヤモヤした不快な気分になることがあります。
◯吐き気
吐き気は熱中症の中等症状で、実際に嘔吐することもあります。
胸のむかつき・モヤモヤ感などを伴うこともしばしばあります。
◯嘔吐
食べたものや胃液を吐くことがあり熱中症の中等症状に分類されます。
◯下痢
便が緩くなったり、あるいは水のような下痢が出ることも少なくありません。
◯寒気
ゾクゾクするような寒気を感じます。
寒さから身体がガタガタ・ブルブル震えることもしばしばあります。
◯倦怠感
全身が重く感じます。
あるいはだるさ・疲れなどから、動けなくなることもしばしばあります。
◯虚脱感
身体に力が入らなくなります。
◯腹痛
お腹が痛むことがあります。
◯意識障害・記憶障害
意識の混濁がみられます。
◯手足の運動障害
歩行障害がみられることがしばしばあります。
◯痙攣
手足がピクピクと痙攣します。
◯高体温(日射病)
体温が非常に高くなります。
熱中症になりやすい人
乳幼児や高齢者は、熱中症を起こしやすいもの。暑い日や湿度の高い日には特に気をつけましょう。
まずは、乳幼児。大人よりも新陳代謝が活発で体温が高く、体外に汗を出す汗腺の発達が未熟のため、乳幼児は体温のコントロールがうまくできません。そのため、外出時には水分補給や服装に気をつけてあげましょう。顔が赤くなっていたり、汗をたくさんかいているときには、すぐに涼しい場所に移動を。
また、年をとると体内の水分割合が少なくなります。さらに高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくいもの。そのため高齢者は熱中症になりやすいのです。加えて、心機能や腎機能が低下していると、熱中症になった時の症状が重くなりやすいという傾向もあります。
このほか、運動に慣れていない運動部の一年生、肥満の人、寝不足や疲れなどで体調が悪いとき、二日酔いや下痢などで体内の水分が減っているときも、熱中症が起こりやすくなります。ちなみに、肥満の人に起こりやすいのは、皮下脂肪が多いと体内の熱が外に逃れにくくなるからです。
油断できない熱中症の後遺症
その後遺症とは脳を中心とした中枢神経障害です。 いわゆる高次機能障害で、記憶力低下や集中力低下、睡眠障害などがずっと残ります。 熱中症では、脳血流が不足して、酸素や栄養素が届かなくなった状態に高体温が加わり、中枢神経障害が起こります。 これを防ぐには、発症の早期に適切な対応を迅速に実施するしか手段がないようです。
暑熱順化
なかなかきいたことのない言葉ですね。
暑熱順化とは、体が暑さに慣れることです。暑い日が続くと、体は次第に暑さに慣れて(暑熱順化)、暑さに強くなります。
約2週間はかかるというお話もききます。
ここ数日で急激に気温が上がりなかなか身体はついていけませんね。
予防するには?
○ 暑さを避ける
外出時にはなるべく日陰を歩く、帽子や日傘を使うなど。
家の中では、ブラインドやすだれで直射日光を遮る、扇風機やエアコンで室温・湿度を調整するなど。
○ 服装を工夫
理想は、外からの熱の吸収を抑え、体内の熱をスムーズに逃がす服装。
素材は、吸収性や通気性の高い綿や麻などがいいでしょう。
また、熱がこもらないよう、襟ぐりや袖口があいたデザインもおすすめです。
ちなみに、薄着のほうが涼しいとはいえ、インナーを着たほうが肌とインナー、インナーとアウターの間に空気の層ができ、
外からの熱気を遮断してくれます。
○ こまめな水分補給
暑い日には知らずしらずのうちに汗をかき、体内の水分が失われているもの。のどが渇く前からこまめに水分を補給しましょう。
ただし、コーヒーや緑茶などのカフェインが多く含まれている飲み物、アルコール類は利尿作用があるので適しません。
また、汗をかくと、水分と一緒にミネラルやビタミンも失われます。水分補給だけではなく、ミネラルも補給するようにしましょう。
ちなみに、スポーツ飲料は水分とミネラルを同時に補給できますが、糖分が多いのが欠点。(500mlに角砂糖10個分)飲み過ぎには注意が必要です。けしてスポーツドリンクは熱中症対策としていいものではないのです。
ミネラルを補給するには、麦茶などのほうがいいでしょう。
スポーツドクターは、「水分だけの補給では、ナトリウムをはじめとしたミネラル不足になる可能性があります。これらの不足は、足のつりなどの不調につながり、放置しているとめまいや頭痛などの症状がおこることもあるので注意が必要です」と注意を促します。
ナトリウムは塩。天然のミネラル豊富な塩を。海藻にも多いので塩昆布なども。
○ 暑さに備えた体作り
ウォーキングやランニングなどの運動で汗をかく習慣を身につけることも、大事な予防法の一つです。
日頃から暑さに身体を慣らしておきましょう。
熱中症が翌日に出る場合も!
熱中症は暑い環境にいることにより短時間で発症するケースがよく知られています。しかし、暑い場所にいた当日は体調がよかったとしても体内の水分・塩分を失われたままになってしまうことで、その翌日に症状が出ることもあります。そのため、暑い環境で大量の汗をかいた場合はしっかりと水分・塩分を補給するようにしましょう。

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