
リートの用語:「LTV」 - 知らないと損する?!絶対習得ワード⑤ –
みなさん、こんばんわー!
パッションあれば何でもできる!内なるパッションなら誰にも負けないPaccyと申します。
この度、フリーリッチトリガーにて、皆さんに有益な情報をお届けするため、毎週月曜日18時にブログ記事を更新いたします。
さてさて、先週ご紹介をした「アマゾン株」ですが、なかなか良い勢いで下がっていますね~💦
株式分割後、なんと!7年振りの赤字に転落とのことでした。
https://bit.ly/3zPnUH0
当初は124ドルほどの株価でしたが、そこから120ドル→110ドル→102ドルと下がっていき、今週の着地は106ドル程度でした。
なんか怖いほど下がっている感じもありますが、投資家の皆さんは、おそらく底値のビッグチャンスを狙っているとおもいます。
かく言う私もその一人です。
なかなか難しい局面ではありますが、是非皆さんもいろいろな投資先を見つけて、ウォッチングしていくのは良いかもしれませんね!
では、「知らないと損する!?絶対習得ワード」シリーズですが、とうとう5回目になりました。
そして、この5回目が最後になります。
あくまで私個人の話しではありますが、ざっくりのこの5回でやってきたことを理解していれば、なんとか投資ができる準備ができてきたのかな?といった感じで考えています。
なので、5回目の絶対習得ワードである「LTV」をしっかなり理解し、良い投資経験を積んでいくようにしましょう。
⑥LTVとは?
LTVとはLoan To Valueの頭文字をとった略語となります。日本語では、総資産有利子負債比率といいます。
総資産有利子負債比率とは、REITの総資産に対する借金比率を表す指標です。
LTVの計算式は以下の通りです。
LTV = 有利子負債 ÷ 総資産 × 100
J-REITのHPには以下のように記載されていますね。
さて、ここで問題です。LTVの比率を見たときに、以下のどちらが健全であるといえますか?
A)自宅1000万円、借金300万円 → LTV 30%
B)自宅1000万円、借金700万円 → LTV 70%
これも簡単ですが、マイホームのローンのことを考えるもらえると、借金は少ないほうが健全であるといえますよね?なので、答えは A) です。
極端なことをを言えば、
〇フルローンで物件を購入した場合 → LTV 100%
〇全額自己負担で物件を購入した場合 → LTV 0%
となります。LTVを見るときには、以下の基準で見てもらえるとわかりやすいとおもいます。
LTV 50%以下 であれば、比較的安定的であるといえます。
LTV 70%以上 であれば、高すぎるのでその物件は危険性があるといえます。
REIT物件を購入する際には、この LTV を確認し、また、決算書などで目標としているLTVとその理由についても確認をしておきましょう。
ちなみに、このLTVは、J-REAIのHPで簡単に見ることができます。
このページでは、「有利子負債比率」と表現をしています。
企業として成長するために、無借金で運営することは難しいので、少なくとも30%程度のLTVで有利子負債を持っていることがわかります。つまり、これは成長戦略の一つの数字の現れなのかもしれませんね。
さぁ、みなさんどうでしょうか?
つたない部分もあったかとおもいますが、過去5回のシリーズで学んだことを簡単におさらいしたいとおもいます。
NAV:NAVとはNet Asset Valueの略であり、それぞれのワードの頭文字をとって、「NAV」と言います。日本語では、「純資産価値」です。そもそも純資産とは、「銀行からの借り入れ金などの負債を除いた投資家(株主)に帰属する資産の事を言います。
NAV倍率:NAV倍率とは、現在の投資口価格(株価)が1口当たりの純資産価値に対して何倍を示すものです。1倍は適切、1倍以下は「割安」、1倍以上は「割高」と覚えておきましょう。
NOI:NOIとはNet Operation Incomeの頭文字をとった略語です。日本語では純収益となります。純収益とは、年間の賃料収入から経費を差し引いた利益の部分のことをいいます。
NOI利回り:NOI利回りとは、単純に言えば、「REIT物件の投資利回り」のことです。基本的に、高ければ高いほど良いといった傾向にありますが、都市部は低い傾向にあり、都市部以外は高い傾向にあるということを理解しましょう。
配当利回り:配当利回りとは、REIT銘柄への投資金額に対する投資家が受け取る配当金の年間投資利回りです。これも高いほど嬉しいですよね。
LTV:LTVとはLoan To Valueの頭文字をとった略語となります。日本語では、総資産有利子負債比率といいます。簡単にいうと借金の大きさを表しているので、小さな比率の方が良いかもしれませんね。とはいえ、借金は成長戦略の一環であることも理解をしていかないといけません。
はい!以上となります。
来週ですが、久しぶりのREITの投資口を買ってみようとおもいますので、私なりの視点での紹介もしていきたいとおもいます。
*注意*
この記事は皆さんの見識を広げるために作成しているものになり、私個人が過去に実践した内容を記載しているものとなります。そのため、これを読まれた皆さんに対し、儲けを約束するものではなく、また、何かを特別な投資方法や銘柄をオススメしているものではありません。ご了承ください。
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